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大規模修繕工事

建物診断について

■調査項目

屋上防水層劣化状況、外壁タイル及び塗装面の劣化状況、開放廊下・外部鉄部の劣化状況

■調査方法

外観目視調査、打診調査、触診調査、写真撮影等

■報告書項目

  • ・建物のライフサイクル

  • ・修繕時期の目安

  • ・建物調査概要

  • ・各部の劣化状況(防水・外壁・シーリング・鉄部・他各種設備)

  • ・改修提案

■報告書内容一例

劣化判断基準を下記のレベルにより4段階に分類し、劣化度として表示いたします。

レベルA
著しい不具合は発生してないが、経年による劣化現象が見られ将来的には修繕の計画が必要となります。
10年以内
レベル B
経年による劣化現象が見られ、5年程度以内の計画的な修繕の検討が必要となります。
5年以内
レベル C
経年による劣化現象が顕著に見られ、1~2年以内に計画的な修繕が必要となります。
1~2年以内
レベル D
著しい劣化・不具合が見られ、早急な修繕が必要です。
半年以内
報告書のご紹介
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上全景
部位及び状況:
屋上全面に防水層の経年劣化が見られます。
改修提案:
防水の改修サイクルは約10年程度です、全面的な改修をお奨め致します。
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上笠木
部位及び状況:
笠木部分のひび割れ及び浮きが著しく見られます。
改修提案:
エポキシ樹脂の注入やⅤカットシーリング等の下地調整が必要となります。
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上立ち上がり
部位及び状況:
立ち上がり防水層の剥離が見られます。
改修提案:
防水層の経年劣化が著しく水が入り易い状況です。早急な対策が必要です。
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上
部位及び状況:
ドレン廻りの防水層がひび割れ劣化の進行が見られます。
改修提案:
鋳物で出来たドレンも腐食が進行しドレン自体も改修ドレンの取り付けが必要と思われます。
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上
部位及び状況:
臭気筒は床からの貫通パイプの為ひび割れが発生すると漏水を起し易い状況です。
改修提案:
ひび割れている防水層を撤去し新規防水層を塗り上げる方法が必要です。
改修レベル:
C
撮影部位:
屋上
部位及び状況:
防水層は熱により膨張・収縮する為、膨れ箇所は劣化の進行を早めます。
改修提案:
膨れの発生しない全面的な防水改修工法をお奨め致します。
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上
部位及び状況:
水溜りは防水層の劣化を早める原因となります。早めの対応が必要です。
改修提案:
既存アスファルト防水に密着するアスファルト系樹脂モルタルで補修が必要です。
改修レベル:
D
撮影部位:
屋上
部位及び状況:
笠木アゴ下部分のシーリングが充填されていない状況です。風雨が強い状況では、漏水の危険性が高くなります。
改修提案:
次回防水改修時には笠木・あご下立ち上がり部分が一体となる、ウレタン系塗膜防水をお奨め致します。
改修レベル:
B
撮影部位:
屋上
部位及び状況:
埃・泥等がドレンに溜まっている状況です。定期的な清掃をお奨め致します。防水保護塗料が風化し塗り替え時期に来ております。
改修提案:
防水保護塗料の塗り替えをお奨め致します。
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